「乃木坂の秘密」を読んでみた

乃木坂春香の秘密 (電撃文庫)乃木坂春香の秘密 (電撃文庫)
(2004/10)
五十嵐 雄策

商品詳細を見る


携帯小説を小説と認めたくない私。
そんな私が読んだ数少ないラノベ、それがこの作品です。
それではいってみましょう。


■財布さ〜ん、新しいお金よ!

どうやら今年、この作品はアニメ化される予定らしいです。
なので私の通ってる本屋では少しばかり時代を先取りプッシュ。
財布がお年玉によって燃料給油されたことも相まって、
思い切って買ってしまった―――それがこの作品です。



■表現力がゆたかゆたかゆたか

……と太鼓判を押すほどではありませんが、
ストーリーの語り部がとにかく面白いです。
展開はど真ん中のストレート。
どんでん返しなそれとは間逆の展開です。
登場人物も、言うならばベタでテンプレ通り。
下手な小細工なしの王道まっしぐらな面々です。
なのに、なのにですよ。
読んでるうちにクスリと笑ってしまうのです。
大袈裟な形容詞、間接的なパロディ、そしてルー語(?)
カレーで例えるなら、これらの比喩は激辛スパイスに該当します。
これらエッセンスが隠し味となり、作品の味を格段に惹き立てているのだと思います。
逆に言えば……辛くなかったら何の変哲もない普通のカレーなんですけどね。

結局、買いか否かでいったら十二分に買いだと私は思います。



■今後のアニメ化が非常に心配です

今年アニメ化されるこのアニメ。
その行く末が非常に心配でなりません。
上記の通り、スパイスと言う名の過剰なまでの比喩がなければ
この作品は、いわゆるただの萌え小説に成り下がってしまいます。
そして、アニメでくどくどしいセリフ(ナレーション)を挿入するのは
作品の流れ、テンポを悪くするだけです(銀魂という例外もありますが)。
これを材料をどう調理するのやら……監督の手腕に期待します。

Powered by FC2 Blog
ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー FC2ブログ
Copyright © ◆打ち出の小槌◆ All Rights Reserved.